ウールサッキング猫の冬じたく
冬はウールサッキングする猫とその飼い主にとって、注意することが多くなる時期です。
うっかり異物を食べてしまった、なんて悲しいことを起こさないためにも、ウールサッキングをする猫と住む家での冬じたくをする際の注意点をまとめました。
目次
- とにかくボア生地を排除&代替
- 暖房機器はふわもこを避けて
- 注意:寒いとそれはそれで健康被害
とにかくボア生地を排除&代替
冬に限らず通年気をつけておきたいのが「ボア生地」。
ボア生地はふわふわもこもこで肌触りがよく、空気をよく含む素材なので、冬の衣服によく使われます。
ボア生地や触感が似た素材が使われやすい以下のものは特に、猫に触れないようにするか、捨てて別の素材のものを使うようにしましょう。
・布団カバー
・こたつカバー、布団
・毛布
・ソファーカバー
・寝巻き、パジャマ
日用品や家具だけではなく、通年使う猫用品にも、ボア生地がふんだんに使われています。
猫ベッドやキャットタワーなどを買うときは、デザインやサイズだけではなく、素材にも気をつけてあげるといいと思います。
暖房器具はふわもこを避けて
床生活ではなく椅子生活をするだけでも違います。
・こたつはできるだけ排除
・ホットカーペットは布ではなく床っぽい材質のものがおすすめ
・最強は床暖房
猫の暖房器具にも注意が必要です。
ペットヒーターを入れているお宅では、以下のような点には注意しておくといいと思います。
・ヒーターカバーがボア生地であれば使わない
・ケーブルを噛む子がいる場合はケーブルカバー必須
・低温・高温・が選べるタイプだと、温度調整がしやすい
ちなみに我が家では床暖房とは別にペットヒーターを使っていて、猫らが自分の意思で温度調整できるようにしています。
注意:寒いとそれはそれで健康被害
暖房器具や暖かいファブリックはウールサッカーに毒だからといって、
極端に暖房器具から猫を遠ざけようとするのはやめた方が良いでしょう。
全身毛皮に包まれている猫ですが、寒いと普通に体調を崩します。
急に朝晩冷え混みだすと、ご飯の吐き戻しも多くなります。
猫の体調が悪くなる上、医療費もかかりますし、病院に行く際に気温が低い外に出るためさらに具合が悪くなるかもしれません。
飼い主自身も具合が悪くなる可能性があるので、本末転倒となってしまいます。
特に寒暖差が激しくなる秋〜冬の初旬にかけては、冬じたくが間に合ってないこともあるので、愛猫の様子に十分気を払って過ごしていきましょう。
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