ウールサッキング猫の家あるある10選
羊毛をしゃぶる、という意味を持つウールサッキング。
食べてはいけないものを食べてしまう性質なため、ウールサッキングする猫がいるお宅はかなりスッキリしています。
どんな特徴があるのか書いてみました。
ウールサッキング猫を飼っている家の特徴
ウールサッキング初級
- 髪ゴムが落ちていない
- ソファーは夢の国のインテリア
- 猫の行動範囲に花がない
中級
- 猫ベッドを置けない
- ビニール袋は厳重管理
- ケーブルはひたすら隠す
上級
- ボア素材のインテリアがない
- 布団がボロボロ、シーツはサラッと素材
- おもちゃは鍵付きのケース入り
それぞれどんな特徴なのでしょうか。
初級
髪ゴムが落ちてない
なぜか床に落ちているゴミや屑が最高のおもちゃになるのが猫。
ひもは基本的に大好きなので、ウールサッカーでなくても誤飲の原因になりやすく、多くの猫飼いさんのお宅では見当たりません。
ソファーは夢の国のインテリア
爪研ぎされるため、すぐボロボロになります。
ウールサッキング猫だと素材によっては食べてしまうこともあるので、泣く泣く高額な家具を手放すことになることも。
我が家は人(猫)をダメにするソファーを数ヶ月でやられ、中のビーズが飛び散って大変でした・・・。
猫の行動範囲にお花がない
猫草以外の植物の多くに中毒を発症してしまうのが猫。
インテリアとして花を飾るときは、トイレや寝室など、猫が出入りしないところに置くようになります。
もしリビングに置くときは絶対に目を離さず、短時間で済ませ、用が済んだらすぐ他の部屋に置くようにしていることも。
ウールサッキング中級
猫ベッドを置けない
猫ベッドの多くがふわふわしたボア生地。与えて数日で一部が食いちぎられて慌てて病院にいく、なんてことも。
ウールサッカーがいると、他の猫にもベッドを買ってあげられないことがあります。
(我が家はそうで、しぐれには肩身の狭い、寒い思いをさせています)
ビニール袋は厳重管理
ウールサッキングする猫の中でもビニールを食べてしまう子がいるお宅では、買い物袋などのビニール袋の管理を徹底しています。
そうでなくても袋に入って遊びがちな猫にとっては、窒息・誤飲などの原因になるため、無防備に放置するのは危険です。
ケーブルはひたすら隠す
ケーブルを好んで噛んでしまう子もいます。
ケーブル噛みは誤飲による健康への影響だけではなく、感電の危険性も高い、本当に生死に関わる習性です。
ケーブルというケーブルを隠したりカバーをつけてるお宅は、ケーブルを噛む癖がある猫と暮らしているかもしれません。
ウールサッキング上級
ボア素材のインテリアがない
ウールサッキングする猫の大半が大好きなボア素材。
冬になるとボア素材のインテリアや服が増えますが、ウールサッキングする猫がいる家では見かけることが少ないです。
特に留守番が多い家や猫の行動範囲を広くしている家では、ボア素材があちこちにあると、その分誤飲、そして命の危険性が高くなるためです。
先述した猫ベッドに加えてキャットタワーの多くがボア素材を使用しており、ウールサッカー飼いとしては大きな悩みの種の一つ。
また、人と一緒に寝る猫や、寝室への出入りを許している場合は、冬用のパジャマもボア生地を避けて選んでいる人も。
この辺りも普通の猫飼い宅と違う点となります。
寒くてもこたつを使えない
猫はこたつで丸くなるという歌の通り、猫はこたつが好きですが、ウールサッキングをする猫の家には置いてないことが多いです。
こたつ布団や敷布団など、こたつの周辺にはウールサッカーが大好きな素材が目白押しだからです。
更に、こたつのケーブルはケーブル噛み猫の大好物なので、布噛み・ケーブル噛み猫どちらにとっても大変危険な家具です。
暖房器具のつながりでは、ホットカーペットやラグも意外と危険です。
ホットカーペットも布製やボア素材だと噛んでしまうことがあるため、ウッド調のビニール素材だったり、床暖房にしておくと安心です。
おもちゃは鍵付きのケース入り
猫のおもちゃを出しっぱなしにしているお宅は意外と多いのですが、ウールサッカーのお宅はそうはいきません。
猫のおもちゃにはひも、ボア素材、ちょうど口に咥えられる大きさのパーツなど、ウールサッカーの興味をそそり、そして命を脅かす要素が凝縮されているからです。
猫じゃらしもけりぐるみも全て、猫が開けられない箱や、別の部屋で保管するようになります。
おもちゃは猫の闘争心をくすぐることを目的としており、遊んでいる間はじゃれるのを許しています。
そのため、家具など他のアイテムとは異なり、「近づかない」「じゃれない」というしつけはできないため、猫からすると狩り遊びの一環として食べてしまいやすいのです。
飼い主としても心臓がいくつあっても足りないほど心配してしまいますので、飼い主が見ていないところでは猫が触れないようにしておきましょう。
最後に
一度発症するとなかなか完治しにくいウールサッキング。
改善してもちょっとしたきっかけやストレスで再発することもしばしばです。
家の中のものが命を脅かす凶器にもなり得るので、普段から対策する他ありません。
もし訪問した猫飼いのお宅でこんな特徴があれば、猫の行動を観察してみるといいかもしれません。
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